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2008年12月

最後に思う事

今年も終わる。

何だかあっという間の一年だったような気がする。

何かを為し得たかと問われれば答えに窮してしまうが、無事に一年を過ごせて良かったと思う。

来年は人間として深く大きく成長したいと思う。

過去に囚われず、何事にも動じず強く逞しく優しい人間になるのだ。

そして、たくさんの笑顔と幸せな出来事が充ち溢れる一年になるようにと切に願うばかりである。

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夢を届けるサンタさんへ

久しぶりの大ヒットだった。

かなりの胃腸炎だ。

胃の動きが止まってしまったかのようで、一口の水さえも胃が重く何度も何度も嘔吐する。

どうしようもない胃の痛みに襲われながらトイレの便器を握り締める。

あれよあれよという間に熱も38.8℃を越えてきた。

これはイカンとよろよろとかかり付け医へ。

先生より「あらら。かなり酷い状態だねぇ。一週間は柑橘類と乳製品は禁止です。クリスマスだからちょっと可哀想だけど、ケーキも駄目ね。」と無情のお言葉。

蚊の鳴くような声で「ショートケーキじゃなくてロールケーキだったらクリーム少ないけど…」と呟くも全くの無視。

なんたる間の悪さなんだ自分!!

23日の楽しみにしていた舞台も美味しい夕食もプレゼント交換も待ちに待った約束も全て全てお流れ~。。。

思わず寝床で食べる筈だった食事を思い出してホロリときた。

サンタさん。

寝込んだりしない丈夫な体を下さい。

あ、ちなみにこの2日間程で3.2キロも痩せていた。

サンタさん。

ついでにもう少し辛くない方法で贅肉をとってください。

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冬晴れな心模様

先日、片頭痛外来を受診した際に念の為に脳のMRIを撮った。

結果は問題なしとの事で家路についたのだが、後日病院より脳外科専門医を受診せよとの連絡がきた。

何事かと怯えつつ過ごしたこの一週間。

朝一番で向かった待合室では不安でちょっぴり涙ぐみながら待っていた。

名前を呼ばれて診察室を入ると噂の先生が。

緊張で胸がバクバク手に汗がジットリ。

まさかの結果!

さすが評判の脳外科専門医だけあるなぁと感心してしまった。

一瞬驚いてしまったが丁寧な説明で一安心する。

自転車を漕いで帰宅しながらフト空を眺めると、綺麗に澄み渡った青空が広がっていた。

その清々しい青空は、色々な事が一段落ついて何だかとっても気分が良い今の私の心のようだった。

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ありふれた日常の素晴らしさ

救急車を呼ぶ事態が起きた。

119。

この3つの数字を押すのに指が震えてボタンが中々押せなかった。

気が動転して基本的な質問にもうろたえてしまう自分がもどかしい。

乗り込んで搬送先への連絡をしている間、ストレッチャーに乗せられた姿に母上の時を思い出した。

大切なもの程、失ってしまう恐怖は大きい。

涙が出そうになるのを奥歯を噛み締めてこらえた。

もう誰も失いたくないのだ。

大丈夫大丈夫と強く念じ、冷たくなった手を握り締める。

幸い呼吸も復活し、大事には至らずにすんだ。

病院からの帰り道は帰宅ラッシュでサラリーマンが溢れていた。

その当たり前の風景に何だか涙が出そうで胸が切なくなった。

またこの日常に戻ってこれたのだと。

師走の街は寒く、帰宅を急ぐサラリーマン達でごったがえしている風景なのに、何だか寒さも煩わしさもちっとも感じなかった。

取り立てて何も起きたりしない日々がこんなにも幸せな事なんだと痛感し、私も帰宅ラッシュの群れの中に大きく飛び出し駅へと急いだ。

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心のままに

昨夜、高校時代からの友人から電話がきた。

久しぶりの声に会話が弾み、お互いの近況報告をした。

彼女が決意した事を聞いて驚いた。

その決断が会社という組織に属している中で正しい事なのかは置いておいて、その行動力には素直に凄いなぁと感心した。

子供の頃は大人になったら何でもできると思っていたが、年齢を重ねれば重ねる程、数々のしがらみに囚われて自分の心のままに行動するのは難しい。

でも、彼女はそんなしがらみなど関係なくいつも自由だ。

モットーは「人生は一度きり、チャレンジするのは思い立った時」

その言葉通りに生きているように思う。

彼女の口から楽しそうに語られる決断を少し羨ましくも思った。

私には決してできない選択だからだ。

いとも簡単に飛び出して行こうとする彼女が堪らなく眩しく思えてしかたなかった。

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スタートの味

先日のドライブの際、懐かしいお店で夕食をとった。

このお店は私達が知り合った頃に訪れたお店。

ここで食事をしながらたくさんの事を話した。

その時に抱えていたいくつもの不安。

話しているうちに何だか泣きそうになってグッと堪えながらポツポツと話したのだ。

何も口を挟まないで最後までまとまりのない私の話を聞いてくれた相方殿。

その後、スッと息を吸い込み一呼吸おいて真剣に答えてくれた。

その答えはその時抱えていた不安を優しく絡め取ってくれた。

心の大きな穴を埋められず、いたずらに失う事ばかりを心配していた私に大きな一歩を踏み出す勇気をくれたのだ。

あの時の約束通り、今も掌の水は零れてはいない。

目の前で美味しそうに頬張る相方殿を眺めて、あの時に踏み出したのは間違っていなかったと密かに思った。

これから先も食べる度に思うのだろう。

そしてあの時に感じた感情をきっと思い出すのだろう。

いつかおばあちゃんになって入れ歯をガクガクさせる歳になっても忘れない。

この懐かしく幸せなスタートの味を。

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残りわずか

朝、部屋のカレンダーをめくる。

12枚目のカレンダーの下はもう何も無い。

あと31日しか残されていないのか…。

あっという間に1年が過ぎたような気がする。

この1年で成長できたのだろうかと自分に問いかけてみたが、むしろ退化しているような気がしてならない。

残された今年の中で少しでも成長できるように、体も心も研ぎ澄まして過ごしていこう。

そう心に決めて大きく深呼吸をした。

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