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2009年6月

涙を拭いて

色々と考えてしまう夜を過ごした。

あとからあとから湧いてくる不安に涙がポロポロと零れた。

タオルケットで拭っても拭っても頬を伝わり耳元へ流れ落ちる。

もしヨロシクナイ結果が出ても治療すれば良いと、頭では分かっていても感情が追い付かず…。

電話で伝えた時、私を慮ってくれた相方殿の優しさにまたまた涙。

泣き疲れて眠った夜が明け、今朝鏡を見ると見るも無残なパンパンに浮腫んだ顔。

なんちゅう顔なんだッ。

瞼が腫れ過ぎて目が埋もれ、顔だけでいったい何キロあるのかと思う程の重さ。

そのあまりにも酷い顔にかえって笑えてきた。

ヨシ!笑えたぞ!!

前向きに考えて進んで行くしかないんだ!!

頑張れ自分!!!と鏡に向かって呟いた梅雨の朝。

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こんなにも体力をつかうのか!

昨日は衣装打ち合わせだった。

ただの打ち合わせな筈なのに、妙に緊張してしまい心臓がドクドクしていた。

サロンにつくと一息つく暇もなく衣装選びをする。

たくさんある衣装を目にして、コレといってこだわりも無く色さえ白けりゃそれでいいと思っていた私は、もうその時点でアワアワしてしまい、相方殿に「どうしよう。。。頭こんがらがっちだ!」と告げる。

試着以前の問題でこんがらがっちな私を見て、相方殿は笑う笑う。

アワアワしつつ何とか試着をすべき衣装を選びだす。

いざ試着!!と鼻息も荒く試着室に入ると、まずはウェディング用の下着をつける事に。

15分を掛けて全てを装着した時に、マリーアントワネットはもっと大変だったろうなぁとシミジミ思ってしまった。

ようやく試着。。

着込む姿はまるでロボットに乗り込む隊員のよう。

ささ、ここに足を入れてくださいとウエストの部分の穴を指す。

しかしそこまではフンワリしたドレスの裾が広がり、大股でまたいで入らないくてはいけないのだ。

何とか足を入れると、その場で足踏みしてくださいね下から上げていきますからとの事。

足首からドレスが持ち上がり、ウエストでなにやら一段階目の装着をしているらしい。

次は胸まで持ち上げて二段階目の装着をし始める。

想像以上の着心地にただ真っ直ぐ立つ事しか出来ない私。

カーテンを開き相方殿にお披露目する際もヨロヨロ。

人型ロボットのほうがよっぽど滑らかに動くだろう。

一生懸命に写真を撮ってくれる相方殿が、「後も撮るから回って」と言おうものならばもう大変!!

本人は大真面目なのだが、ギシギシ動く様はまるでコントのようだった。

何着も試着を繰り返すうちに、最初に言われた「ドレスの打ち合わせは体力勝負です」という意味を体で理解し始める。

自分の事なのに勘弁してくれぇという気分なのだ。

2時間半の打ち合わせが終了した時には、顔は無表情でグッタリと疲れ果てていた。

相方殿。

笑わずに最後まで付き合ってくれてどうもありがとう。

2時間半もの時間、ひたすら待っててくれてどうもありがとう。

きっと相方殿も疲れたよね。

なのに文句も言わず熱心にコメントをくれてありがとう。

昨日は自分の事でくたびれ果てて言えなかった感謝を今日伝えます。

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美味しい時間

先日夏季賞与が出たという事で、相方殿と鰻を食べに行った。

お店に向かう道すがら、風に乗って鰻の良い香りが漂ってくる。

その香りにお腹がグゥゥと派手に鳴る。

期待も高らかにお店のドアをガラリと開けると、運よく座敷席が空いていた。

まずは枝豆とう巻きで、日頃から頑張っている相方殿と乾杯!

目の前で美味しそうにビールを飲み干す相方殿を見ながら、私もグビリとウーロン茶を。

普段はあまり話さない仕事の話をする相方殿が何だか新鮮だった。

そんな仕事をしているのかぁ頑張っているんだなぁと密かに尊敬の念を抱いたのはココだけの秘密。

そんなこんなをしていると運ばれてきました特上うな重。

パカッと開くとふっくらとした鰻が艶々と鎮座ましまされている。

それを見ただけで口の中はもう唾が湧き上がりまくりで、思わずゴクリと飲み込む。

そっと箸を入れると、フンワリと身が切れ甘辛いタレの染みたご飯が顔を見せた。

もうそこからは無言になってバクバクと食べ進める。

脂の乗った鰻のトロリとした食感と身の甘さとタレが渾然一体となり口いっぱいに広がる。

何たる幸せ!!

あまりに美味しくて、あっという間に早く食べ終わってしまった。

パンパンに膨れたお腹をさすり、美味しい鰻の余韻を噛みしめながら相方殿が食べ終わるのを待っているのはとっても幸せな一時。

相方殿。

思わず無口になる程の美味しい鰻だったよ。

御馳走してくれてどうもありがとう。

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痒いったらないなぁ

何やら先週から蕁麻疹に悩まされている。

体が痒い位で受診する軟弱なヤツと思われたく無くて、必死に体中を掻き毟りながら耐えていたのだが、金曜日にシブシブ皮膚科を受診した。

「体が痒くて堪らないんです…」とボソッと告げると、「あぁ、蕁麻疹出ちゃってるねぇ」とキッパリ。

人生初の蕁麻疹に「痒いもんですねぇ」とボヤく私に先生が言う。

「蕁麻疹は出てから一ヶ月が勝負なんです。きちんと叩かないと慢性になりますよ」と。

あら、蕁麻疹って思ったより手強いなぁなんてボンヤリ思いながら、処方された薬を飲む。

ところがこの薬!効いてくると尋常じゃない眠さ。

普段からボヤンとしている私だが、輪を掛けてボワンボワン。

薬を飲み始めてから3日経つが、今日も蕁麻疹は顔中にお出まし。

痒いし薬でボワンとするし、いい加減治ってくれないかなぁと切に思うのである。

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まいったなぁ

何だかなぁとボヤキの一つも言いたくなる。

だって朝起きたら右手の小指の付け根がナゾに腫れ上がっていたのだ。

痛くて曲げる事もままならず、一日湿布を貼って過ごす。

そして午後5時を過ぎた辺りから、急激に全身が痒くなってきた。

もう何も手に付かない程に痒い。

全身を掻き毟りながら「痒い痒い」と言い続けた。

先程、お風呂に入って体をよく見てみると小さな赤いポツポツが。

両腕・両足・お腹・背中満遍なくお出ましになっている。

悶絶する程痒い右足を持ち上げてよくよく見てみれば、小さなポツポツが集まって大きなボッチになっているではないか。

こ、これは…。

蕁麻疹か!!

うー。今日は何てツイてないんだろう。

ふと鏡で体を見てみると、全身に掻き毟った痕が芸術作品のように印されている。

特に首!!

ナンジャコレ!!ちょっと淫靡な雰囲気を醸し出す内出血が首のアチコチに。

あぁ、どうして首だけは指をコチョコチョ動かして掻いたのだろう。

もっとこうお腹や腕のようにダイナミックに掻き毟っていれば、内出血もこんなにアヤシクなかったハズなのに…。

こりゃマイッタなぁと思いつつ、やっぱりボリボリ掻いてしまうのだった。

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トマト課長

只今、庭で2本プチトマトを育てている。

大好きなアイコという種類だ。

5月に購入した苗はニョキニョキと大きくなり、実をたくさん実らせている。

まだまだ青く硬いプチトマトを見る度に、早く赤くならないかなぁと楽しみにしている。

ただ、このプチトマト。

水やりや摘花や伸びた枝の手入れなど色々と面倒くさい。

しかも、軽く触っただけでトマト特有の青臭い匂いが手について取れないのだ。

何とかならないものかなぁと考え、夕食時に重々しく発表した。

「父上。今日からプチトマト育成事業部のプチトマト課長に任命します」と。

目を白黒させる父上に水やりや摘花等が仕事内容だと説明。

「で、部長は誰なの?」と尋ねる父上に高らかに宣言したのだ。

「部長はワタクシ。部長の仕事内容は赤くなったら収穫する事ですっ」

この不条理な任命式から毎日せっせと水やりに勤しむトマト課長。

今度は『みょうが育成会副会長』と『赤紫蘇育成本部本部長補佐』に就任させてやろうと目論んでいる。

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馬鹿がひくもの

一昨日、掛かり付け医を受診したところ少し薬が減る事になった。

もう嬉しくて嬉しくて思わず調子に乗ってしまい、先生や看護師さんに「もうバッチリ元気になっちゃって、咳も息が苦しい事まぁ~ったくありません!!どこを取っても元気の塊ですよぅ」と大口をたたいて帰宅したのだ。

それなのに!

病院を受診した際に、どなたからか風邪を貰ってしまったらしい。

昨日は寒くて寒くてトレーナーに長靴下、夏掛け冬掛け布団をダブルで掛けて震えながら一日ひたすら寝込んでしまった。

あんなに大口を叩いた手前、病院には行きずらい。

そんな私の姿を見た父上が一言。

「夏風邪はナントカって言うけどねぇ」とニヤリ。

そうだねぇ父上。

あなたの娘は馬鹿っていうより先頭に大きいってつける方がピッタリだよ。

だって調子に乗ってあんなコト言わなければ、素直に解熱剤を貰いに受診出来たんだもの…。

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蓼食う虫も好き好き

次長課長の河本氏・山崎邦正氏・船越英一郎氏。

この3名はキュートなお顔立ちで私の好みの男性達だ。

テレビで見かける度に、何てキュートな顔なんだろうと毎度思う。

なのに、先日この事を何気なく話したところ仰天されてしまった。

友人曰く、この3名はキュートと真逆に位置する顔立ちだとか。

いかにキュートじゃないかと熱く語る友人の話を聞いて感じた事がある。

それは女性が画一的な顔立ちをキュートだと思っていたら、ここまで人類は繁栄しなかったろうって事。

キュートかキュートじゃないか、整っている顔立ちか否か。

人それぞれ好みが違うから、上手い具合にカップルが出来上がるんだなぁと何だかシミジミ思った。

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苦手を得意にする為に

お刺身から始まり煮魚まで、魚料理全般が苦手だ。

食べるのも勿論だが、実は調理するのも得意ではないのだ。

母上からあじの三枚おろしやらいわしの手開きなどを教えこまれているので一通りは出来るハズ。

なのに、うわぁ内蔵!気持ち悪い~等と毎度大騒ぎするうちに我が家の魚料理は切り身魚の焼き物に統一されてしまった。

これでは母上に顔向けが出来ないと心を入れ替え、今日は魚料理にチャレンジ。

今晩の献立は豆あじの南蛮漬け。

魚嫌いのリハビリをするならば、豆あじの下処理位から始めるのがよかろうと、鼻息荒く魚屋で買い求め帰宅する。

夕方、さっそくキッチンに立って驚いた。

魚屋さんが既に下処理をしてくれていたのだ。

今では言わなくてもちゃんと処理してくれるんだと感心してしまった。

練習にならないなぁと思いつつ、一方では大きく安堵している自分に苦笑しながら豆あじを揚げていく。

甘酢のタレに漬けこんでアツアツのご飯と共に食べると絶品。

15尾100円でこんなに幸せな食卓になるなんて最高。

魚料理って大して大変じゃないなと実感した今日、これからは魚嫌いを返上すべく新たなレパトリーに挑戦してみようとシミジミと実感した。

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