ニュース

世界中の話題なのに

私はお酒を飲まない。

学生時代は友人と飲んだりもしたが、卒業してからというものグラスに半分位の量を年に1・2回程度嗜む程度になってしまった。

飲まなくなった大きな原因は、好きなのは友人とのお喋りであって全くお酒が好きではなかった事に気が付いた事と少量の飲酒でも片頭痛を引き起こす大きな要因となる事である。

そんな私だからお酒の銘柄も良く知らない。

先程ニュースで毎年恒例のワインが解禁になったと放送されていた。

何気なく画面を眺めていて驚いた。

字幕スーパーにはボージョレ・ヌーボーの文字。

今の今までボンジョレ・ヌボーだと思っていたのだ。

考えてみればボンジョレ・ヌボーとは画家かコメディアンのような名前だ。

自分の知識の無さにがっかりしつつ、画面の中のワインを眺めた。

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響きは似てるが…

朝刊に裁判員制度に伴い

法廷用語の言い換え集が出版されたとの記事が載っていた。

なるほどなぁと思いつつ記事を読むと

「未必の殺意」は

「必ず殺してしまおうと思ったわけではないが

死んでしまうならそれも仕方ないと思う」

となるそうだ。

その記事を読み、ふと思い出した事があった。

昔、ニュースを見ていた時

「未必の故意」が何とか…とキャスターが述べた。

それを聞き、傍らにいた母上に尋ねた。

「あのさ、密室の恋ってなんだろ?

今のニュースに脈絡ないよね。意味がわからない」と。

母上は笑いながら

「密室の恋じゃなくて未必の故意。

渡辺淳一の小説じゃあるまいし

事件なんだから密室で恋なんかしてないわよ」と答えた。

思春期真っただ中で

渡辺淳一の世界観が分からず

この世で一番淫靡な小説だと思っていた私は

母上の口から彼の名前が出たことで

首までマッカッカになってしまった。

母上から「何真っ赤になってるの?」と不思議がられたが

渡辺淳一という名前すら恥ずかしくて口に出せず

モゴモゴと誤魔化してしまった。

今となっては我ながらその純情さが微笑ましいなぁと

「未必の殺意」の記事を読みながら

裁判員制度に奮闘されている方々の思惑とは

全く関係のない事をシミジミ思った。

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アグレッサー

この間、滝川クリステルでお馴染みのニュース番組で

通称アグレッサーと呼ばれる

飛行教導隊が特集されていた。

各駐屯地から精鋭が集められ

所属する駐屯地のパイロットに技術を教える為に

空中戦闘の技術を学ぶらしい。

飛行教導隊のF-15戦闘機は格好良くペイントされ

その姿はTVを通してもホレボレする程だった。

訓練の様子が映し出されていたが

上空8000メートルでの訓練は

実践形式のガチンコで行われる。

教官機と訓練生機との激しい攻防では

急降下・急旋回の度に9Gがかかり

パイロットの苦しそうな息遣いが聞こえた。

視界いっぱいの青く綺麗な空にゼイゼイという息遣い。

そのアンバランスさが過酷さを一層強調しているようだった。

彼らは一日に3回、実践形式の訓練を行っているらしい。

私がボンヤリと過ごしている間にも

彼等達は日々過酷な訓練をこなしている。

その事を知った時

戦闘機の格好よさだけに目を奪われて

本質を見る事が出来ずにいた自分を反省した。

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