旅行・地域

二人旅 ~海を求めて~

父上と一緒に旅に出た。

海が見える場所へと電車を乗り継ぐノンビリ旅だ。

計画も立てず思いつくままにふらりふらり。

海が見える場所につくと二人で大きく息を吸い込んだ。

今、この目に映るものを、この風が肌を撫ぜる感触を全て記憶しておきたいと思った。

例え苗字が違くなったって親子だけど…。

だけどやっぱり父上にとっては微妙に違うらしい。

だから今、二人で旅に出る事を強く望んだ父上のその気持ちを思うと、目の前の海も何だか滲んで見えてしまうよ。

旅館についてから海辺を散歩したあの1時間は、この旅の中で最も記憶に残るものだったね。

取り立てて何も話さず、立ち止まって海を眺めたり漁港に立ち寄ったりしながらゆっくりと歩いたね。

本当に有意義な時間を過ごせたね。

父上。

誘ってくれてありがとう。

短い旅だったけど私は一生忘れないよ。

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全員集合!!

黄金週間真っ最中の4日、友人に会いに熱海へ行った。

今回は彼女の彼殿と我が相方殿と4人で一緒ににランチを食べる事となっており、初めての全員集合。

初合流で「はじめまして…」とみんなでペコペコ。

早速、ランチを食す。

金目鯛煮付け定食を注文。

これがもう絶品なのだ。

脂が乗った金目鯛を口に入れると、ホワッと崩れ甘辛い煮汁と共に口の中に溶けていく。

一口食べて思わず「美味しい」と唸ってしまう位本当に美味しかった。

連れてきてくれた友人にこの感動を伝えたいと強く思ったのだが、本当に美味しいものを美味しくいただいた時には「コレ本当に美味しい」としか言葉が出ないのが悔しい。

それ以上の最高の言葉が思い浮かばないのだ。

だから心を込めて美味しいと伝えた。

食後、場所を移動してお茶をした時にはすっかり彼女達と相方殿は打ち解け話が弾んでいた。

その際相方殿が「大学時代の私はどんなだったのか?」と質問をした。

「今と全く変わらない」という返答にガックリして苦笑いしていた相方殿。

「笑いの絶えない家庭になると思います」と彼女。

その答えに私以外の3人が大きく頷く。

その意味する所が良く分からなかったけど、まぁ険悪な家庭になるよりは良いかと私も納得。

その後もたくさん笑ってたくさん話をした。

彼女と話すと本当に話が尽きなく、アッという間に時間が過ぎてしまった。

別れ際は名残惜しくて、やっぱり少し寂しい。

角を曲がるまで二人で手を振っていてくれた友人と彼殿に感謝の気持ちでいっぱいになりながら熱海の街を歩いた。

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芝桜を愛でに

昨日、イチデジを引っさげた相方殿と共に秩父に芝桜を見に行った。

絶好の行楽日和となり、軽く汗ばみつつ羊山公園を目指す。

中に入るとフンワリと漂う芝桜の香り。

思わず胸一杯に吸い込む。

全体を見渡せる場所でお弁当を広げ、取り留めもなくお喋りをしながら芝桜を眺める。

そういえば、最初に来た時はまだ苗字で呼び合っていたんだよなぁとふと思い出した。

あの時、並んで一緒に写真を撮ったドキドキ感は今でもよく覚えている。

肩が触れた事にドキドキしながら、また来年も一緒に見に来られるのかなぁと密かに心配していた事も今となっては笑い話だ。

今年で3回目の芝桜見物。

子供連れの家族を眺めていつか家族で来たいよねと話すと、そうだよねぇと笑う相方殿。

最初に訪れた時には思いもしなかった、一緒に将来を語る事。

それが自然とできるのが本当に本当に嬉しくて、思わずウフフと笑った。

毎回訪れる度に芝桜にまつわる思い出が増えていく。

それはお花を愛でる事と同じ位、楽しく幸せな時間だ。

こんな風にこれから先も数えきれない位たくさんの思い出を紡いでいけたらいいなぁとしみじみと思った。

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香しき春のかほり

昨日、幸手の権現堂までエッチラオッチラと足を伸ばした。

生憎、桜は見頃を過ぎて葉桜となりかけていたが、どこまでも広がる菜の花は色鮮やかに咲き誇っていた。

傍に寄ってみると甘い菜の花の香りが強く漂っている。

胸一杯にその香りを吸い込むと、春だなぁと体で感じる事ができた。

一眼レフにて写真撮影を楽しんでいる相方殿の横で、菜の花の香りを嗅いだり種を探したりして私も地味に楽しんだ。

桜の下でおやつタイムをとる事にし、のんびりとお茶を飲みながら和菓子を食す。

眼下の果てしない黄色の美しさと風に乗って舞う桜の中で極上の一時。

何気ない会話をしながら、これから先はずっとこうして隣にいるのだなぁと何だか感慨深くなってしまった。

去年は「来年も仲良くココに来よう」と約束したけれど、これからは約束しなくてもいいのだ。

一昨年より去年、去年より今年、昨日より今日と確実に強くなる存在感。

来年はどんな気持ちでこの景色を眺めるのだろうか。

そう考えると今から楽しみでしかたない気分だ。

何はともあれ美しき日本の春を満喫し、幸せな気分に満たされた一日を過ごした。

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目にも鮮やかな彩り

昨日、良いお天気に恵まれ武蔵丘陵森林公園へ行った。

せっかくなのでお弁当を持ってのんびりと日暮れまで過ごしてライトアップまで見る事にし、公園へ向かった。

高速を降りて公園へと向かう道はなんとものどかだ。

辿り着いた森林公園は昭和記念公園とは比べ物にならない位の広い広い公園。

自然の地形を生かした公園の樹木は綺麗に色付いていた。

お弁当を食べる場所に選んだ所は一眼レフカメラ所持率が高い人気の紅葉スポット。

美しい朱色の景色を眺めながら、お弁当を食べたりお話をするのは気持ち良くホッとする一時。Cimg1025

下から紅葉を眺めると、澄み切った青空をキャンバスに鮮やかな赤。

何時までも見ていても飽きない美しさだ。

Cimg1024_2

公園中をレンタサイクルで走り回り、アチコチで紅葉を楽しみ綺麗な空気を胸一杯に吸い込む。

生き返る一時。

夢中で写真を撮っているといつしか日が暮れて、待ち望んでいたライトアップ。

何と幻想的なんだろう。

暗闇に浮かびあがるモミジは昼間とはガラリと印象が変わる。

これぞ日本の風景だよなぁとシミジミ思う。

ライトに照らされ赤や緑や黄色の葉がくっきりと浮かび上がったり、お互いに影となったりする風景はどんな絵より美しかった。

ふと、「明日は今日よりも葉が枯れ、散り落ちていくのだ。この風景と全く同じものは見る事が出来ないのだなぁ」と思い、何だか今見ているこの風景がとても大切に思えてきて、しっかりと目に焼き付けた。

ライトアップを堪能し息が白くなり冷え込みが増してきた頃、公園を後にした。

本当に自然の美しさに心が癒された一日だった。

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紅葉を求めて~温泉編~

お昼を食べた後はのんびりと温泉に入る事にした。

相方殿イチオシの立ち寄り湯は「福一」。

一泊2万円からという素晴らしく素敵な旅館だ。

日帰り入浴もやっており2000円で入れるという。

立ち寄り湯相場のお値段よりも少々お高めだが、丁寧な接客と上品な旅館と素晴らしい温泉を考えるとお安いと思われる。

浴場は広く綺麗で、お風呂も大きく内風呂2つと露天風呂の3つ。

目の前には今が見頃の紅葉が広がる。

最初だけ3名のグループが居たが、10分程でその方々が出て行った後は貸し切り状態。

広い広い湯船に私だけ。

思わず泳いでしまう。

内風呂の2つに順ぐりに入った後は露天風呂に移動し、紅葉を眺めつつ鼻歌を歌いながらゆったりと浸かる。

のぼせそうになると湯船の淵に腰かけて休憩し、風に吹かれながら外を眺める。

茶色の温泉から昇る湯気が風に揺れるのをボンヤリ眺め、何もせずのんびりとお風呂につかる事で心が癒されるのを感じた。

その後も出たり入ったり休憩したりと心ゆくまで温泉を満喫した。

じっくりと温まり最高に贅沢な気分になれた一時間半だった。

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紅葉を求めて~水沢うどん編~

榛名神社を満喫した後はお待ちかねの昼食。

日本三大うどんの一つである水沢うどんを食す事に。

車で向かうと大型バスがたくさん停まっている。

うん?何でだろう??と思っているとそれもその筈。

そこ一帯はうどん屋さんがひしめいているのである。

隣もその隣もその隣の隣も道の反対側も全部全部うどん屋さんなのだ!!

しかも都内で見かけるような小さなうどん屋ではなく、一軒一軒がとっても大きなうどん屋さん。

大きな大きなうどん屋さんにはそれぞれ広い駐車場が完備されている。

その見た事もないうどん屋地帯に興奮する私を相方殿は「丹次亭」というお店に連れて行ってくれた。

さっそく念願のざるうどんと舞茸天ぷらを注文。

運ばれてきた天ぷらに度肝を抜かれる。

我が家で作るチマチマした舞茸天ぷらとは違い、一つが大人の握り拳くらいの大きさなのだ。

ゴロンゴロンと巨大な天ぷらが6個、お皿にドォォンと盛り付けられている。

その大きさを物ともせずに齧り付くと、衣は薄くサクサクで舞茸の美味しい事。

名物のうどんもズルズルっと啜ると、モッチリとした歯ごたえにめんつゆの薄いけれどしっかりとダシが効いている甘みが絡み美味しい。

思わず笑顔で食べまくる。

余程嬉しそうに食べていたのか、はたまた女とは思えない齧り付きぶりが面白かったのか相方殿が写真を撮っていた。

そんな事にはお構いなしに舞茸を口に放り込み、咀嚼しながらうどんをつゆに付け大きく啜る。

うー!!至福の一時!!

鼻の穴を広げながら食した時間もアッという間に終わり、満腹になったお腹を抱えお店を後にした。

あー美味しかった!!

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紅葉を求めて~榛名山編~

昨日、実に一年ぶりとなるドライブをした。

行先は榛名山。

紅葉を愛でにちょっくら遠出と決め込み、朝8時に助手席へ乗り込む。

天気は生憎の曇り空ではあったが、楽しみにしていたドライブだった為にそんな事は気にならない。

思いがけず空いていた高速をひた走る間、嬉しくて嬉しくてはしゃぎまくる。

途中SAに寄り買い食いなどをしつつ、お喋りをしている内にあっという間に高速が終わり一般道に出た。

あまり人通りの無い静かな街中を走っていると街路樹が綺麗に色付いている。

自然の摂理とはいえ本当に美しい。

通りの其処此処にある真っ赤や鮮やかな黄色の葉をつけた木の下をゆっくりと走る。

榛名山に向けて登って行く途中は紅葉の美しい事美しい事。

一生懸命に運転をしてくれている相方殿には悪いが、思わず「うわぁ」と歓声をあげて外を眺め続けた。

途中の展望台では眼下に広がる紅葉に写真を撮りまくる。

空気も澄んで深呼吸をすると体がリフレッシュするようだ。

目的の榛名山に辿り着いたら、残念な事に紅葉の時期はもう終わりかけだった。

それでも湖の周りを白い息を吐きながら散策。

時期がずれていた事も思いつきの旅ならではで楽しいものだ。

暫し散策を楽しんだが、あまりの寒さに車へ戻り榛名神社を目指す事とした。

この榛名神社!!

素晴らしいのである。

荘厳な神社とたくさんの大きな岩と美しい紅葉が相まって、思わず無言で仰ぎみる程の迫力がある。

ジワジワと心に広がる感動を静かに静かに受け止めながら参拝をする。

この思いは相方殿も一緒だったらしく、「良いところだねぇ」とお互いに言い合いじっくりと眺めたり写真を撮ったりした。

日本人でよかったなぁと思える本当に本当に素晴らしい場所だった。

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脈々と続くもの

昨日、川越祭りを見に行った。

驚く程の人混みを通り抜けていくと目の前に山車が見えた。

お神輿とは違い、大きく重厚感があり豪華な山車だ。

総丈8M以上の山車を下から見上げ

細部にまで施された装飾をしげしげと眺める。

聞けばこれらの山車は江戸時代に制作されたものだとか。

初めて見る山車に圧倒されてしまう。

市役所前にずらりと勢揃いした光景はそれはそれは素晴らしかった。

一通り眺めた後、一時お祭りを離れ

日の暮れた頃にまた繰り出した。

日中に見た山車達に提灯が灯り、お祭り気分が高まる。

提灯に照らされた山車の上に人形が立ち上がる姿は感動物だ。

川越らしい趣のある建物の前をゆっくりと進む豪華な山車。

提灯を掲げて山車を取り巻く人々。

こうやって脈々と受け継がれて来たのだなぁと感嘆の溜息をつく。

言葉では形容できない興奮と目の前の美しい光景に無言で立ち尽くしてしまった。

その後、名物の曳っかわせを見学しに四つ角に立っていると

4台の山車が到着。

それと共に大量の見物客も押し寄せる。

さながらラッシュ時の山手線という例えは間違っていないと確信。

四方八方から押されまくり、息をするのがやっとな状態。

音は聞こえど背の低い私には人の背中しか見えない。

「山手線なら次の駅に着いてるよなぁ」とボンヤリ思いつつ足を踏ん張る。

ようやく終了した頃にはヨレヨレになってしまった。

これが川越祭りか!と強烈な洗礼を受けた。

痛かったけど、お祭りな感じが体感できて面白かった。

来年こそ準備万端で絶好ポジションで曳きっかわせを堪能しようと心に決め押されて痛む腰と踏まれて疼く足を引きずり家路についた。

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ディズニーの底力

ディズニーランドは過去3回しか行った事が無い。

しかもそのうち2回は幼稚園生の時だった為

ミッキー達のキグルミの大きさに慄き絶叫しながら逃げ惑った記憶しかない。

だから久々に舞浜駅に降り立ち驚いた。

なんて可愛らしい駅なんだろう。

メルヘンチックなオルゴール曲が常に流れ

目の前をミッキーの顔の窓が付いた電車が通り過ぎていき

おとぎの国の建物のようなホテルが建っている。

駅を行きかう人達は都心の駅とは違い

せかせかしたり眉間に皺を寄せている人など見当たらずみんな笑顔で溢れている。

親子連れも恋人達も友達同士もなんだかとっても楽しそうだ。

これがディズニーマジックなのか!

ディズニーランドは徹底しておとぎの国を作り上げており

スピーカーなどの音響機器は周りの風景に擬態させ現実感を出さない工夫をし

また現実感を感じさせない為に園内の敷地上空は飛行禁止区域に指定されている。

その徹底したお客様へのサービスの姿勢が駅に降り立つ人たちをこんなにも幸せそうな顔にさせるのか。

どの駅にも無い幸せ感と現実離れしたフワフワとした空気感は

ジェットコースターが苦手で遊園地が全く駄目な私でも

ディズニーランドに行ったみたいなぁと思わせるものだった。

ディズニーの力って巨大だなと感じた一時だった。

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